地下タンクは直接目が届かないものですが、消防法に則り定期検査を行って技術上の基準に維持する必要があります。
弊社は、前身の第一沪業株式会社時代から60年以上の経験と実績により、誠実な作業で定期点検・漏洩検査、各種タンククリーニングを行い、施設の安全と機能をお守りしています。
対象となる地下タンク設備
点検・検査、クリーニング内容
地下タンク漏洩検査
点検は原則1年に1回必要です。ガソリンスタンド・工場・ビルの地下タンクなど全てに対応できます。
【加圧式検査】
タンク内の残油抜き取り、窒素ガスを注入し、配管とタンクの検査を行います。
【微加圧式検査】
タンク内の残油を抜かずに、窒素ガスを注入し、配管とタンクの気相部の検査を行います。
【液相部検査】
微加圧式検査に付随して行う検査で、聴音検査と水位検査があります。
【減圧式検査】
二重殻タンクの検知層を減圧して、外殻の検査を行います。
水抜き作業・潜入ウエス拭き清掃
新設地下タンクの内部に張り込んだ水を完全に抜き取り、潜入ウエス拭き清掃までの作業を行います。
地下タンク内の水をエンジンポンプで短時間に排出※10kL/40分(ポンプ1台の場合)
地下タンク内に潜入、高圧水洗浄・自社バキューム車で赤水・サビを吸引、更にウエス拭きで完了です。
循環清掃
新設地下タンクのオイルイン後の清掃、長年使用して溜まったスラッジやタンク内に水が混入してしまった場合の清掃です。
車両搭載フィルタと油水分離コアレッサでタンク内をクリーニング
タンク内に溜まったスラッジ
残油抜き取り作業
地下タンクの休止・廃止する場合など、タンク内に残った油をローリーやドラム缶に抜き取ります。
フィルタを通しての残油抜き取り(例)
ローリーへ ドラム缶へ残油抜き取り
薬品洗浄(マンホールあり)
重油タンク等潜入用マンホールがある場合は、タンク内に潜入・薬品を用いた高圧洗浄を行います。
薬品洗浄(マンホールなし)
ガソリンスタンド等潜入用マンホールがない場合は、特殊形状のノズルをタンク内に入れて高圧洗浄で油分を取り除きます。
※洗浄薬品と洗浄汚水はローリーで回収・産廃処理を行い、洗浄水は下水に放流できる清浄度とします。
その他の作業
古くなった地下タンクに内面コーティングを行う時、マンホールが無いとできません。その際には、弊社でマンホール開口作業と前述の作業を合わせてお引き受けいたします。また、燃料油の清浄度分析、スラッジ・廃油水の産廃処分、マンホールパッキン交換と最終漏洩検査、発電設備の冷却水槽の清掃も実施しています。詳しくはお気軽にお尋ね下さい。
主な施工先
・東京医科歯科大学などの病院施設
・東京大学等学校施設
・自衛隊、米軍基地
・本田技研工業
・いすゞ自動車
・ザイマックスアルファ
・東京不動産管理
順不同